教育 育児研究

モンテッソーリ?子どもの最適な教育法とは?

投稿日:2019年2月14日 更新日:

凄い凄いと取りざたされる色々な教育法があります。

その中でもモンテッソーリ教育は近頃最も注目される教育法です。

しかし、その他にも様々な教育法があることをご存知しょうか。

将棋で話題の藤井聡太棋士がモンテッソーリ教育を受けていたことから、新聞やニュースでも多く取り上げられています。

他にもオバマ元大統領やマイクロソフトのビルゲイツもモンテッソーリ教育を受けたとされています。

“何やらモンテッソーリが良いらしい、うちの子にもこの教育を受けさせたい”と考えているママやパパが多いのではないでしょうか?

この記事では、モンテッソーリだけが教育法ではなく他にも多くの教育法があることを理解するために、各教育法の特色、概要について書いています。

 

教育法

 

 

 

 

 

 

最近は、モンテッソーリが注目されていますが、他にも教育法は山のように存在します。モンテッソーリが唯一の教育法ではありません。以下に代表的な教育法を羅列してみました。

代表的な教育法

★モンテッソーリ教育

★ヴァルドルフ教育(シュタイナー教育)

★レッジョ エミリア

★プロジェクトベース

★ハイ/スコープ

★バンクストリート

★宗教教育

★コミュニティ教育

★成長適用プレイベース

★言語イマージョン

★インターナショナルスクール

上でまとめた多くの教育法は日本以外の海外で実践、確立され、日本語に直訳した場合の表現となります。

教育研究学者によって言い回しが異なることはご理解ください。もちろん、日本にも多くの教育法が存在しますが、今回は欧米を中心とし教育法に注目しています。

言語イマージョンとインターナショナルスクールは、教育法というより教育環境を示しています。

教育法という観点からは、その教育環境の下で、どのような教育アプローチを執るかということになりますが、この記事ではこの2つも参考までに紹介しておきます。

 

各教育法の特色

世界には数多くの教育法がありますが、海外で代表的な教育法を選んで特色を下記の表で簡単にまとめておきます。

教育法

特色

保育園/幼稚園の数

モンテッソーリ教育

興味、集中力、創造性等を養う。

比較的多い

ヴァルドルフ教育

(シュタイナー教育)

芸術的な教育(感性を重視)。

多少ある

レッジョ エミリア

自主性と協調性等を重視。

多少ある

プロジェクトベース

協調的行動から自発的学習姿勢を養う。

少ない

ハイ/スコープ

自発的な決断や思考が重視。

限りなく少ない

バンクストリート

身の回りから学び、創造しながら遊ぶことが推奨。

限りなく少ない

宗教教育

宗教思想による教育。キリスト教系、仏教系他。

多い

コミュニティ教育

思想を持ったコミュニティによる教育。

多い

成長適用プレイベース

遊びながら成長に適した内容を学ぶ。

NA

言語イマージョン

特殊言語環境における学習。

NA

インターナショナルスクール

国際的環境で言語や習慣の違いを学ぶ。

大都市圏にある

 

 

各教育法の概要

モンテッソーリ教育

1900年代初頭から広まった教育法。子どもは個々に学び、教員はガイドをする役目を重視する。各子どもは、遊びを“仕事“と見立てて、何らかの作業や遊びに集中して時間を過ごす。興味、集中力、創造性等を重視した教育法。年齢の異なる子どもたちが1つのクラスで混在して学び、遊ぶことで完全に”個“を重視するのではなく、相互補助や相互助長を促す環境で行われることも特色的である。比較的に日本でも取り入れられている教育法だが、海外に比べるとモンテッソーリ教育の浸透度合いは低く、極度なモンテッソーリ教育が行われている教育施設は少ない。

ヴァルドルフ教育(シュタイナー教育)

1919年にヴァルドルフスクールという学校が設立されて以降広まった教育法。ヴァルドルフ シュタイナーという人物が発展させた。年齢主義であり、同年齢の子どもでグループが形成され、日や週ごとにスケジュールが決められてカリキュラムが進められる。繰り返しの学習に重点を置き、連続集中的に学習する。教員は、同じグループを継続的に担当する。カリキュラムは、集団性を重んじるグループカリキュラムが多い傾向がある。ヴァルドルフ氏は、芸術的な教育としてクリエイティブラーニングを中心に、遊びながら学ぶ、本を読む、歌う、そして、調理することを重視している。日本ではこの教育法を取り入れる複数の保育施設や幼稚園が存在する。

レッジョ エミリア

1940年代に確立された教育法。モンテッソーリ教育のように、子どもの率先した学びを重視する。カリキュラムは子供の興味を反映させて構成される。教員は、子供たちの自発的な興味を観察し、好みに応じてプロジェクト単位でカリキュラムを構成する。レッジョ エミリアの教育法では、創造的、芸術的な表現を強調し、英語の言語発達に適していると考えられている。自主性と協調性を重視したカリキュラムがあり、この点モンテッソーリ教育とは異なる。もう一つ異なる点としては、“ドキュメンテーション”という取り組みがあり、子どもや教員(保育士)の会話や活動が記録され、メモ・録音・写真・動画としてパネルに誰でも目にできるように掲示される。教員(保育士)、保護者(親)、子どもが共同して活動し、プロジェクトを進めることもあり、一方的な教員(保育士)による教授法を執っていない。

プロジェクトベース

学術的に特徴付けされた教育法である。子どもが個に学習していくことに着目し、教員は補助に徹する。個の学習であるものの、グループで子どもたちがある課題を計画実行しながら進めていく。課題は、現実的なものが多く、実際に体験しながら進めていくことになる。複数の課題を通じてポジティブな学びに必要な習慣を身に付けて、自ら学習する姿勢を養う。教育環境や家庭環境が整っていない環境にある子どもに対して、プロジェクトベース教育は強みが発揮され、自発的な学習ができるようになると考えられている。日本では、保育園で実施されている施設少なく、幼稚園でも非常に稀である。しかし、臨機応変に対応している幼稚園ではこの傾向がみられることもある。

ハイ/スコープ

デビッド・ウェイカートが1970年代に提唱した。この教育プログラムは、学問的な発達に有利に働くような社会的、感情的な発達を強調していないことに特色がある。親と子どもは共に学び、子どもは自発的な決断や思考によって活動することを推奨している。いくつかのカリキュラムでは、コンピューターを用いて行われる。もともとこの教育法は、危険な都会に住む子どもや1対1の教育を必要とする子どものために発展しました。特別な支援を必要とする子どもも対象として考えられており、他の教育法と前提が異なることもあるが、米国では複数の教育機関で取り入れている。この教育法が注目されたのは、早い段階で幼児期における英才教育が成果をもたらさないことを学術的に研究したデビッド・ウェイカート氏が、幼児期における英才教育の悪影響を前提として考案されている点にあります。(*詳細は論文等をご確認ください。いずれかデビッド・ウェイカート氏の論文についても記事を書こうと考えています。)また、デビッド・ウェイカート氏は、幼児期に英才教育を受けた子どもやグループは、他人との衝突回数がそうでない子どもに比べて多いことも指摘されています。これを考慮し、学問的な発達のために教育しないことを基礎としてこの教育法が構成されています。

バンクストリート

ニューヨークにあるバンクストリート教育カレッジに基づいた教育法である。社会科学が基礎となっており、子どもたちは積極的に学ぶことを前提に全ての身の周りに存在するものが教育ツールになるとしている。(社会科学とは=>歴史学、地理学、人類学等)芸術や化学的なカリキュラムには、文化的なレッスンに含まれている。教室のおもちゃは一般的なもので、子どもたちは創造しながら遊ぶことが推奨されている。子どもたちは、個々にまたはグループで教育された教員と共に遊ぶ。プロジェクトベースの教育法と同様に教育環境や家庭環境が整っていない環境にある子どもに対して適しているとされている。

宗教教育/コミュニティ教育

宗教や一定の思想を持ったコミュニティが基礎となっている教育。それぞれの思想やポリシーによって大きく教育方法が異なる。長い歴史の中で養われた教育法であり、統計学的に裏付けが明確でないものの、経験則上の理論から教育が思想に従って施される。日本にも仏教やキリスト教等を中心とした教育法があります。その代表例がお寺や教会に属した保育園や幼稚園です。

成長適用プレイベース

一般的な教育法で、子どもの成長に即して、教育が施される。国や行政が定めたカリキュラムや目標に準ずるが、子どもの成長や適性に合わせて調整されながら教育される。特定の思考や思想に伴う特殊な教育法ではなく、原則的な教育法である。

言語イマージョン

言葉の通りで、没入法と言われる教育法である。異なる言語環境に入り浸った状況で様々なことを学ぶ教育法である。言語の習得時に机で学ぶよりも対象言語が使われている地域や国に赴き、滞在することで学ぶことと似ている。日本から関係の無い海外の教育施設に子ども入学させて教育させる。価値観や言語の発達が早く、複数の価値観や文化を学ぶことが可能

インターナショナルスクール

言語イマージョンに似ているが、日本国内で日本語を母国語としない子どもが通う学校に通わせる。芸能人等も多く、費用が高額であることが知られている。言語イマージョンと同様に非母国語の発達に適している。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は簡単な解説でしたので、表現に誤りがあるかもしれません。

しかし、それぞれの教育法に関する複数の文献から特色をまとめていますので、もっと重要な要点がありましたらご指摘ください。

本稿でご理解頂きたいのは、モンテッソーリ教育だけが教育法ではないことです。

そして、それぞれ別の特色を持っており、その中から望ましい教育法を選んでいくことが大切です。

次の記事は、どのように教育法を選ぶべきかということについて記載します。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
  • この記事を書いた人
全力パパ

全力パパ

子育ても、仕事も、趣味も全力のつもりですが、妻からの指摘も多く、日々鍛錬中。複数のスタートアップ支援が、ある意味趣味化している。イギリスの大学院を卒業し、食や育児に関する研究を日々行っている。

-教育, 育児研究
-, ,

Copyright© gurumii-ぐるみぃ- , 2019 All Rights Reserved.