教育

コロナ禍だからこそ重要、親と子が一緒に勉強する習慣

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この記事はコロナ禍における家庭教育に関する連載記事です。

新型コロナウイルスが蔓延する今日この頃。緊急事態宣言が東京含む4都県から更に11都府県に拡大し、感染拡大が止まる兆候は見られません。

一方、文部科学省は、前回の緊急事態宣言によってすでに遅れた教育カリキュラムを更に遅らせることができず、緊急事態宣言下においても学校の休校や登校を止めて各家庭から授業に参加する遠隔授業(リモートスクール)に切り替えることについては消極的であることは、多くの家庭において賛否の議論があったのではないかと思います。

特にこの1月になると受験のシーズンを迎え、受験生を抱えたご家庭は様々な葛藤の中にあるのではないでしょうか。人生における大切なイベントである“受験”をこのような新型コロナウイルスによる混乱の中で迎えることは非常に難しいチャレンジになります。子どもの教育に関連する職に従事する者として、健闘をお祈りするばかりです。

今回はコロナ渦における家庭教育に関する連載第一弾として、コロナ禍だからこそ重要な、親と子が一緒に勉強する習慣についてご紹介します。

コロナ渦の家庭教育(連載)

  1. コロナ禍だからこそ、親と子が一緒に勉強する習慣が重要
  2. 家庭における外部教材を上手く組み合わせた体系的な教育の実施(近日公開予定)
  3. 小学校入試、中学校入試における塾の依存割合と成績(近日公開予定)
  4. 家庭学習における子どもの弱点と戦略的な共通認識の構築(近日公開予定)

コロナ禍だからこそ、親と子が一緒に勉強する習慣が重要

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コロナ禍で学習を着実に進めて成績を上げる子どもの特徴は何か?それは、「親と子が一緒に勉強する習慣がある」ということだと言えます。これはコロナ禍でなくとも、以前から成績を伸ばす子どもの特徴の大きな一つです。

しかし「親と子が一緒に勉強する習慣がある」ということを具体的に考えてみたとき、人によって想像するものが異なるでしょう。

例えば、大きく分けて下記のようなパターンがあるかと思います。

    子どもが勉強する横で親が子供の進捗を管理する、見守る

    子どもの勉強を一緒に取り組む

    子どもが勉強する横で全く別の勉強や仕事(契約書の確認他)をする

    子どもが勉強する横で親は読書(ビジネス書や小説)する

成績の良い子どもの家庭を精緻に調べて統計を取ってはいないため、どれが正しいか数字として捉えることは困難ではありますが、個人的にその傾向として③>④>②>①という順番ではないかと考えています。

まず、「③子どもが勉強する横で全く別の勉強や仕事(契約書の確認他)をする」ですが、成績の良い子どもを持つ家庭においては、子どもと一緒に親が机に向かって集中した時間を同じ空間で共有しているということを多々伺います。子どもの集中力はそう長くは続きませんが、まずは机に向かうことに耐えられるかが重要で、これが出来るのと出来ないのでは成績の良し悪しに長期的な差を生んでしまうかもしれません。

次に「④子どもが勉強する横で親は読書する」ということについてですが、これも③に似たような傾向があります。机に座って字を読むことや作業することが大切ということであると考えます。

その次は「②子どもの勉強を一緒に取り組む」ということに続いて「①子どもが勉強する横で親が子供の進捗を管理する、見守る」となります。しかし、最後の2つは過剰な干渉になりかねる恐れがあります。

例えば、子どもから算数問題の解き方について聞かれて、一緒に取り組むということであれば問題ありませんが、子どものやることに口を出してしまうことで、子どもの自主性や本質的な理解を邪魔してしまう可能性がありますので注意してください。。過干渉については、様々な研究者や子育てを経験したブロガーの方が詳しく書いていますのでそちらをお読みください。

しかし、どのような場合においても、子どもから聞かれたことはわかりやすく教えることは必要ですし、学習の進捗を横目で確認することは重要です。これを怠るとどのような問題に弱いのかということを確認し損ねることになりますので、コミュニケーションは重要です。

③と④のように子どもと一緒に机に向かう際のオススメは、ユーキャンでも良いですし、何か資格として形に残る勉強を子どもと一緒に親がすることはどうでしょうか。そうすれば資格に合格するという功績や資格の勉強が子どもとのコミュニケーションの種にもなります。(例えば、行政書士や司法書士の勉強であれば、法律専門家がどのような仕事かというような会話や法律の考え方についても小学生高学年になれば会話できるかもしれません。)

また、子どもと一緒に図書館や本屋に行って本を探すことから初めることも良いかもしれません。ただし、コロナ禍では外出は控えることが感染リスクを抑えることになりますので、緊急事態宣言の対象地域ではAmazonや楽天を活用しながらオンラインショッピングを通じた疑似的なオンライン体験で子どもの自主性を尊重し、自ら選ぶということからスタートすることが良いのではないでしょうか。

まずは机に慣れることから

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小学校低学年よりも小さな子どもの場合は、まず、机に座っていられない子がほとんどだと思います。これは、日々の生活の中で工夫しながら少しずつ机に向かうことに慣れていくしかありません。

例えば、ブロックやパズルをやるときにも机に座って取り組むことでも良いかもしれません。机に向かって何かに取り組むことを習慣付けていくことをしながら、慣れていくことが良いでしょう。

絵本の読み聞かせの際にも机に座るのも効果的です。本1冊で約5分であれば、それを徐々に長くしていき、最終的には机に向かっていられる時間を30分程度に伸ばすことができれば成功です。30分以降は、取り組む内容によって子どもが集中して取り組めるかどうかにもよりますので、後は好きかどうかの傾向を探りながら進めてください。

あとは、先ほどご紹介した小学生の子どもと同様に、机に向かっている間はコミュニケーションしながらも口出しをせずに、自然に子どものやりたいことをアシスタントしながら見守ってあげてください。

コロナ禍であるからこそ、家族で過ごす時間を大切にしながらも学習リズムを崩すことなく、ぜひ、子どもだけでなく親にとっても充実した時間を過ごしながらも、子どもの学習向上に繋げられることをイメージして一緒に勉強する習慣ができることを願っています。

次回は、家庭における外部教材をうまく組み合わせた体系的な教育の実施について書きます。ぜひご覧ください。

 >> 家庭における外部教材を上手く組み合わせた体系的な教育の実施(近日公開予定)

  • この記事を書いた人
全力パパ

全力パパ

子育ても、仕事も、趣味も全力のつもりですが、妻からの指摘も多く、日々鍛錬中。複数のスタートアップ支援が、ある意味趣味化している。イギリスの大学院を卒業し、食や育児に関する研究を日々行っている。

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